Atelier de オジィ

ひろオジィの作業小屋雑記帖 

「甘とう美人」どすえ

カミさん留守なので今夜のおかずは自分でつくります。メインは石垣牛、といっても薄切りの、味付けしてあるやつで安いんです。野菜と一緒にチャッチャッといためて出来上がり。
冷蔵庫の残り物玉ねぎ半分と、家庭菜園のクッキングトマトと数本だけ植えたししとうの実が大きくなってきたので一緒に炒めた。写真を撮ろうと思いつつあんまり腹が減っていたもんだから一瞬で食っちゃった・・・

そこで今日はウチで植えているししとう2種で本日の記事の主役は食っちまった普通のししとうではなく、デッカイ方です。
ししとう2種

下の方の一般的なししとうに比べ倍以上の大きさ、もう多くの方はおわかりだと思うが京野菜としても有名な「万願寺ししとう」である。とはいってもこれは万願寺ししとうタイプのF1品種で、タキイ種苗からでているその名も「甘とう美人」!
この写真のものは初めての実なので早めに採ったためかなり小さいほうだ。まあ、このくらいで採った方がやわらかくておいしいが、もう少し大きくなっても大丈夫。辛味は全くなく、クセのない味で炒め物はもちろん揚げてもおいしい。

京野菜の(在来の固定種)万願寺ししとうは、栽培条件によっては辛味果がでたりするようだが、この甘とう美人はたいへん作りやすく、何年も作っているが辛味がでたことはない。また写真のものは若干変形しているがもっとスンナリ大きくなる。こちらでは盛夏はさすがに実が硬くなりがちだが、ほとんど年中栽培可能といってもよいくらい生育旺盛で豊産。タネ袋には「万願寺ししとう」よりは低温性にすぐれるので施設栽培などにも適応が広い、とあった。トマトと並んでウチの家庭菜園モノの中でもおすそわけして大変喜ばれるもののひとつである。

ある程度大きいので、料理のバリエーションも多いであろう・・・私は炒めるか焼くか、しかできませんが。
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自転車通勤

毎日ハウス(農園)まではオンボロ軽ダンプで行くが、今朝まもなくハウスというところで車の足元(のように感じられた)からチェーンをひっかけたような猛烈にイヤな感じの音がしてビックリした。停止してひととおり外から見たところ異常はないので再度スタートしたら、何ていうんだ、温度計みたいの、水温計?グングン右に向かってオーバーヒート状態、えーファンベルト切れたの!?
幸いハウスまで近くでしたので、なんとかハウスまでたどりつきシート上げてみたらヤッパリ、ベルトブッチ切れ。すぐにいつも修理や点検をお願いしているIさんに電話したが部品手配明日になるとのこと。まーしょうがない。

そんなわけで今日の昼はハウスから自転車で帰った。そして自転車でハウスに戻り、夕方は結局自転車で帰ってきた。片道12km×3、36kmでもうゴメンってほどくたびれた。
ハウスにはハウス間移動用の自転車がある。実はこれはかつて私が買ったもので、今はハウスに常設(放置)されて管理棟から遠いハウスまでの行き来などに重宝されているのである。
18年くらい前に買ったかな?沖縄本島にいた頃。フィッシャーのマウンテンバイク Super Caliber である。ロードタイヤに変えてツール・ド・おきなわのサイクリング部門(ってのがあるんですよ笑)に出てやんばる路130kmを走ったこともある。

フィッシャーのマウンテンバイク

それにしても30kmのったのは何年ぶりか、腰もケツも痛い。明日はどうしよう・・・泣
    19:39 | Trackback : 0 | Comment : 6 | Top

A Walk in the Park

a walk in the park といえばアムロナミエちゃんのかつての大ヒット曲、だが、今日はアムロさんについて書くのではない。先日からのハウス屋根修理で夕方には背筋が固まっちゃってとても苦しい状態でありながら、これはスローペースのジョギングで治るハズ!なんて考えて珍しく夕刻のバンナ公園に向かう。ちょっと走り始めたら、やっぱり体が硬直してガクガク、だめだ。

ただ雨上がりで涼しいし、センダンの花も満開でいい香りがしている。オバサンよろしくたまにはウォーキングしてみるか、と歩き出した。最近はハウス修理に追われているが、もちろんその作業は必須とはいえ直接さしあたっての収入に結びつくわけではない。いやいや、それよりも何よりもあと数カ月は株(苗)の更新などのためハッキリ言って収入がほとんどない・・・のですよ実は・・・(泣)。

そんなことでいささかdepressな気分で歩いていたら、俺ってWalking Poor などとどうしようもないシャレなど思いついてついついひとり笑い・・・アブナイですかね~

昨日の記事は夕方早くから飲み始めて書いたので後半はいささか唐突である。で、きょうもすでに相当酔っ払っているのでその続きを書きたい。

ついさっき通過してきた道を振り返り眺めながら後ろ向きに走ること。
最後のときでなくてもよい。後ろ向きに猛烈な勢いで未来に飛ばされていること。

私は「プラス志向」だの「前向きに」とか「ギアがバックに入ってはいない」などというイイグサが嫌いだ。少なくとも自分でそんな言い方はしたことがない。その言い方に倣っていうなら、自分はバックギアで前を見たまま全開で!といいたい。

私は哲学的素養/教養も知識もないが、ご存じの方はこの前の文章でアハハ、と笑われたであろうか、ベンヤミンの歴史哲学テーゼのもじり?である。歴史の天使。

以下はその本文訳
「新しい天使」と題されたクレーの絵がある。そこで描かれている天使は、何かから遠ざかろうとしているように見えるが、天使はその何かをじっと見つめている。彼の眼は見開かれ、口は開き、翼は拡げられている。歴史の天使はこんな姿をしているにちがいない。彼は顔を過去へと向けている。われわれには事件の連鎖が見えるところに、彼は破局のみを見る。破局は絶え間なく瓦礫を積み重ねていき、瓦礫は彼の足下にまで飛んでくる。彼はそこに留まり、死者たちを目覚めさせ、粉々に破壊されたものを寄せ集めて組み立てたいのだが、楽園から強風が吹いてきて彼の翼をふくらませ、その風があまりにも強いので、彼はもう翼を閉じることができない。この強風によって、天使は抗うこともできずに、彼が背を向けている未来へと運ばれる。その間にも、彼の目の前の瓦礫の山は天に届くばかりに堆くなっていく。われわれが進歩と呼ぶのはこの強風のことである。

私はこの一節を知るのみで、マトモにベンヤミンの本を読んだことはない。フォーサイス(ダンサー)が何かの対談で言ったんだよな、これは。なんだかとっても気に入って憶えていた。

まるっきり勘違いだろうがどうだろうが(本当に勘違いでしたら誰か教えてください)、私たちはそれぞれ皆が「歴史の天使」といえなくはない。歴史の天使の過去へ向かったまなざしはその瓦礫の山ををなんとかかたちにしたい、組みなおしたいと願いながらも未来へと猛烈な勢いで飛ばされていく。それが私たちの生、だと思うが、どうでしょうか?







    22:31 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

緑色の種~トライアスロン宮古島大会を観て

梅雨入り前にハウスの屋根修理を済ませておきたいので先週から連日ハウス屋根に登って補修工事中。これがけっこう足腰にこたえる。
土曜日など夜は背中に鉄板が入ってるみたい、下半身がダルくてすごく疲れているのにあまり眠れなかった。今週がんばってもゴールデンウィーク中に終われば御の字、って感じだが、明日は雨の予報。雨が降るとハウス屋根には登れません。まあできるところまでしかできない、のではあるが・・・

さて、昨日日曜日も日中は屋根修理だった。知り合いが何人かトライアスロン宮古島大会に出場しているので、ときどき屋根の上から宮古島の方角(違ってるかもしれないが、とりあえず北東方面)を眺めてどんな具合だろうか、無事にスイムを、バイクを終えただろうか、などと考えていた。

夕方7時過ぎに帰り、しばらくネット配信で様子を見る。宮古トライアスロンのネット配信はただ単に中継地点の画像をタレ流すだけでなく、ゴールではゼッケンからすぐに名前も出てくるし、途中地点の映像やフィニッシャーのインタビューなどもあってとても良い。私が見ていた時間には知人は誰も目に入らなかった。もうみんなゴールしてるのかな?どこかでリタイヤしていないかな、などと思いつつしばらくゴール風景を見ていた。

私が見ていたのは制限時間に1,2時間前なので、一般の(といっていいのか?)アスリートがメインである。ゴール手前で家族やチーム仲間と一緒になって走る人も多い。スタートからまる半日後の時間である。スゴイ、スゴい!と呟きながら見ていたが、ゴールするときに一瞬走ってきたコースを振り返って(要するに後ろ向きになって)一礼する選手がとても多いことに気がついた。

盛大な競技場内での拍手、応援に対するお礼もあるだろうが、完走して振り返った長い旅の終わりの道に、そのグラウンドのコースに心から挨拶を送るように見える選手たちには何が見えていたのだろう。


この情景がずっと心に残っていて、今日一日も屋根修理しながらときどき考えていた。話が飛躍するかもしれないが、人がその生涯の最後に見るものは何なんだろう。あんなふうに振り返って、ありがとうと言えるようなものなのかな?迫りくる死の苦しみの果てに、一瞬振り返って自分が走ってきた道を感謝の気持ちで眺めることはできるのかな?

生は死によって完結する、のかどうかはわからないが、生というものを際立たせているのはつねに寄り添っている、あるいは忍び寄ってくる死に他ならない、と思う。リルケだったっけ、人間が裡に持っている/育んでいる緑色をした種。どれもみんな緑色をしているそれぞれの生/死。
    22:04 | Trackback : 0 | Comment : 6 | Top

御神埼(おがんざき)

あまりの好天に誘われちょっとだけドライブ、何年ぶりかの御神埼灯台へ。
石垣島の観光地で一番ダイナミックな風景といえばここではないでしょうか。北端の平久保灯台も雄大な眺めで素晴らしいが、平久保の海が広大なリーフに囲まれているのに対し、こちらは間近に迫るドン深の海の色。
まずは駐車場に車を止めて灯台に向かって歩く。

御神埼灯台に向かって

灯台のまわりは展望台スペースみたいになっていて、階段を上るとアっと驚く豪快な海がお出迎え。
灯台から大きな岩場を眺める

右手は川平方面になる。今日は快晴の夏日、クラブメッドのある川平石崎もバッチリクリアに見える。
御神埼から川平方面

2つの大きな岩の周囲はわずかな隆起サンゴの浅い部分からいきなり15m以上落ちていて、夏はここもダイビングボートが多く係留する。もちろん年中大物狙いの磯釣り客も多い。
サンゴ浅瀬から深場へ

10年以上前、初めてここをスノーケリングで潜ったときの印象は忘れがたい。深く切れ込んだ部分を潜ると大きなミーバイ(ハタの仲間)と顔を合わせた。

御神埼のテッポウユリ

ここはまたテッポウユリの群生でも有名であるが、最近はめっきり数が減った。また少しだけ時期が早かったようで、たぶん今月末(GW)はかなりたくさんの花が楽しめるのではないだろうか。
今満開なのは駐車場横のヒルザキツキミソウであった。薄いピンクで、強い海風にいっせいになびいている様はとてもさわやかである。
ヒルザキツキミソウ


今日は快晴で最高気温28度超え!まだ「暑い」とはいいたくないが、ほとんど「夏」のような一日だった。今はまだ晴れているが今夜遅くから前線通過でちょっと荒れ模様の予報。
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ミニトマト2008

家庭菜園のミニトマト収穫中です。毎年同じような画像・・・でも今年は色がちょっと違うでしょ?
ミニトマト三種2008

赤色は例年通りのアイコ(少し長細い方)と千果(丸い)ですが、黄色いのはオレンジパルチェです。今シーズン初めてつくりました。
先日サカタのタネからアイコの黄色バージョン「イエローアイコ」種子&苗販売開始のニュースを記事にしましたが、それを知る前に、一度黄色系のトマトを作ってみたいと思っていたものです。
実は私、大玉を含めて黄色系トマトをおいしいと思ったことがありません。で、一部で比較的評判の良いこのオレンジパルチェにしてみたのですが、まあ予想通り、といったところでしょうかね~。

栽培上の特性、というとオオゲサか、草勢はかなり強くて草姿とも千果に似ている印象ですが、千果ほど神経質ではなくとりあえず整然と着果しています。食べて驚いたのは果実が非常に柔らかいことで、口に入れるとかじるまでもなくグジャっとつぶれてゼリー部が飛び出す感じです。よっぽどゼリー部が大きいのかと思って切断してみました。
ミニトマト3種切断面

上からアイコ、千果、オレンジパルチェです。それぞれ右側がタテ(ヘタから)に切ったもの、左側は胴体?中央輪切りです。どれも2心室みたいになっていますが、ミニは普通2心室、ミディでは3つのものもあり、大玉ではみなさん御存じのようにもっと多くの部屋に分かれたようになっています。
で、結局ゼリー部の大きさはあまり変わりません、ということは果皮と外側の果肉の硬さ(柔らかさ)が違うということでしょう。

味はまあ予想通り、と申しましたが、昔からのミニトマトの味といったらよいのか、やはり千果に比べるとイマイチな感じはいたします。しかし思ったよりも糖度が高いのか、酸味が少ないこともあり甘味はかなり強いです。

さて、黄色系の新品種「イエローアイコ」への期待は(私には)高まっているんですが、黄色系の味の通念を覆すものを期待しています。でもサカタのカタログのコピーには「マンゴーのように甘い」・・・こりゃいくらなんでも言いすぎじゃないですか(笑)。
    23:56 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

石垣島トライアスロン大会2008

今日は午前中石垣島トライアスロン大会で、午後はITUワールドカップ石垣島大会でした。今年は応援オンリーでさびしいオジィですが、昨年までB組で一緒に出ていたあとの2人(スイム、バイク)はA組(本来の一人で全部やるほう)にエントリーです。

・・・が・・・

昨年までスイム担当のエイミ~ことTAKAMAえみこ、一週間前に(よせばいいのに)飲み会に自転車で行ってその帰りに自損事故!!!前歯3本折り、アゴもはずれてギプス&アゴ矯正金具入りではさすがに出場できません!ざ、残念!ラフウォータースイム大会なども常連の彼女はトライアスロン初挑戦でもいいとこいけると期待してましたが・・・でも自他ともに認める大酒飲み女ですから(今回の事故も大酒飲んだ後の出来事だった、らしい)、周囲は身から出たサビだの、自業自得だの、言われ放題です。でもおれはそんなこといわないよ!来年頑張ろうね!

で、もう一人のバイク担当F氏、転勤で今は長崎県在住。ことしもはるばる来ました石垣島。体重3ケタですから、バイクのフレームひん曲げながら走るF氏ですがランの姿はとても想像できない!でもスイムとバイクは予想以上の好タイムです。でもバイク終了後足が電信柱みたいになってる・・・ひょっとしてケイレンしてるんですか?
待つこと1時間、帰ってこないので、こりゃ途中リタイヤだな、と思ってたら、なんと最終ランナーとして帰ってきた!(残念ながらわずかにタイムアウトでしたが、ピックアップされずに栄光の最終競技者となりました)ほとんど走れずに歩いていたそうだ。ゴールしたらいきなり車椅子で救急エリアに運搬された。いやー最高でした!これでもうトライアスロンから抜け出すことはあり得ないね!来年が楽しみだ。

というわけで、私のチームメイトはこんな結末でした。

さて、表彰式の様子を少しご紹介します。
下の写真は地元(石垣島在住者)の男女1位。左手のスーツ姿のオジイは石垣市長。
地元1位と市長

まずは表彰台にご注目。見覚えありませんか?これは先だっての世界陸上で使用されたものです。いろいろ縁あって今大会のために石垣島まで来ました。
そして壇上の石垣島1位のトライアスリート2人は男子フクシ君、女子CHISEさんです。CHISEさんはたまにこのBLOGにもコメントをいただく方ですが、去年は4秒差で惜しくも地元1位を逃しましたが今年は栄光のリベンジ、副賞の航空券とオリオンビール1ケースに超ご満悦!やったね!
男子のフクシ君はまだ30ちょい過ぎのニィニィですから、これから楽しみだねー。ちなみに来週の宮古島トライアスロンにも出ます。この調子だとかなりいいとこまでいきそうです。
余談ですが、フクシ君はもう6年くらい前?ウチのカミさん(ラン担当)と、フクシくんバイク、元水泳国体選手のキヨエちゃん(女子)とB組に出たことがあります。そのころはほとんど泳げなかったそうで、そのときに来年はA組で出るためにスイムの練習はじめる、と宣言し、今や島一番のトライアスリートになりました!
おふたりのアップです。
CHISE&ふくし

B組1位は三連覇、2位(写真左)の真ん中(色黒のニーニー)は先日記事にも書きました八重山陸上をリードしてきたシマちゃんことS氏、最後にケイレンしたみたいでビッコひきながら表彰台に上がってきた。右の3位は宮古島からの参加で上位常連のチームです。
B組表彰台


いやー応援だけでしたがいろんなイミで盛り上がりました。楽しい一日でした。
でもやっぱり出て走りたいね~。
    22:06 | Trackback : 0 | Comment : 2 | Top

ロイズといっても石垣島

カミさんが誰かからもらってきた。ロイズのかりんとうチョコレート。
ロイズ石垣島かりんとう

お取り寄せシリーズ、じゃなくってこれは島のものカテゴリである。昨年から突然石垣空港売店に可愛い専用ショウケースができて、そのうち全日空/日航ホテル売店にもできた。チョコレートで有名な(私でも知っている)北海道のロイズ、である。しかもロイズの製品をただ石垣島で売ろうというのではなく、ロイズ石垣島というれっきとしたお店になっている、ようだ。

「石垣の塩」とのコラボレーション製品として発売された、板チョコの底に塩がまぶされたチョコレートは結構話題になった。そのほか黒糖やこちらのフルーツを使用したものなど、いつの間にかいろんな種類のものが発売されている。これまで長年いろいろなチョコレート菓子を企画して販売されてきたのであろうから、新しい素材を見つけたらこの手のお菓子を商品化するまではあっという間なのかもしれない。

外箱はハイビスカスに上部にミンサー柄、臆面もなくド石垣ムード!中のプラ袋までまるでミンサー織バッグみたいで思わず笑った。ネットショップでちょっと新製品を調べたらミンサー柄のプラリネショコラ(笑)、いやーこらスゴイわ。
ロイズ中袋

中身のほうは、八重山の黒糖をつかったミルクチョコレートコーティングのかりんとう。歯ざわりも味わいも柔らかめで悪くないと思った。以前「塩チョコレート」を試食したことがあるがこちらは自分としては相当微妙であった。でも評判はずいぶんいいようである。
かりんとうチョコレート中身

さて、ロイズの社長さん(でいいんですかね)は石垣島にずいぶん肩入れされているようで、なんとカカオビーンズの試験栽培まで行っている。私がかつて仕事手伝いしたことのある農家の施設であるが、遊休化していた空きハウス1棟を借用してやっておられるらしい。そのほかマンゴーなどの果樹生産にも取り組まれ、多くの原料をここ石垣島で生産し新しい製品を作ろうとされているようで、今後どんなコラボ製品が出てくるのかちょっと楽しみでもある。

    13:16 | Trackback : 0 | Comment : 2 | Top

新訳のたのしみ~チェーホフ「桜の園」

昨年の新聞に(石垣の地元紙ではなくて琉球新報)書店で古典文学が珍しくよく売れている、という記事があった。それは新訳を売りとするシリーズで光文社文庫から出ているカラマーゾフ兄弟などが異例の売れ行き、というものだった。他の出版社からも「新訳」とわざわざタイトルに付したりして出版されているものもあり、同じ本をいろんな訳で読みたい人が多いのか、それとも新しい訳であれば多少なりともわかりやすいことを期待するのか、どうなんだろう。
先日那覇に行った時は1泊だけだったが、そのとき持って行ったのは角川文庫から出てるシェイクスピア・河合祥一郎訳の「新訳 ヴェニスの商人」である。これについてはいつか別の機会に書きたい。

以前私の数少ない愛読書チェーホフについて書いたが、そのときにふれた小野理子さんによる新訳、あれから間もなくして入手して読んだ。岩波文庫から出ているが、あのときの(私の)記事は間違っていて、かつて神西清訳による4大戯曲がすべて小野理子訳になって出版されているのかと勘違いしていた。小野訳は「ワーニャおじさん」と「桜の園」の2冊だけである。
チェーホフについては以前書いたようにとても好きで、これらの戯曲はそれこそ憶えるくらいに読んだ。で、自分の手元にある訳(神西訳・松下訳・小野訳)のどれが一番いい、とかそういうのはない。まあ、一番訳された年代が古いであろう神西訳が今でも自分には自然な日本語のように感じられるのはずっとそれを読んできたからか。松下訳は全集訳の偉業を措いておくとしてときどき妙チクリンな言い回しがないとはいえないが、チェーホフの作品に瑕をもたらすようなものではない(と思う)。
松下訳(ちくま文庫)は巻末に解題が、神西・小野訳(岩波文庫)は巻末の解説だけでなく時折脚注があり、これらがまたとても重要で面白く、小野さんの新訳本には例えばある語句をどうしてこのような訳にしたか、といったことが書いてあったりして興味深い。またかつてのモスクワ芸術座上演時の写真などが数点挿入されているのも素晴らしい。

さて、4大戯曲のなかで自分には一番面白くないのが「桜の園」で、何故かと考えるに、登場人物ほとんどを好きになれないからではなかろうか、と思っていた。自分が好きなのはロパーヒンとラネーフスカヤ夫人だけだ。(チェーホフも言っているように)端役で、重要な役ではないアーニャはともかく、ガーエフやヤーシャは癇にさわるし、まあともかくみんな中途半端でイライラしてくる(?)。でもチェーホフが繰り返しいったように、これは喜劇なのであり、そうであれば中途半端なおしゃべりを笑って楽しむこともできるだろう。その意味ではこの小野訳は斜陽の没落地主をめぐるストーリーをコメディー風に読めるような雰囲気が一番伝わってくるような気がする。唯一人いたってマトモな(と私には思える)ロパーヒンと周囲の人物との、暖簾に腕押し、糠に釘みたいなタガがはずれそうな対話、しかしそれが一層束の間垣間見える悲劇性を高める。第四幕終結で桜の園を後にする場面、ほかにだれもいなくなったところでガーエフとラネーフスカヤが抱き合って声をひそめて泣くところなど、この訳を読んで(僕には)初めてこの上なく美しい場面に感じられた。

それにしても万年大学生トロフィーモフのセリフなど、僕はマトモに聞くようなものではなく舞台で演じられたら笑っちゃうんだろうなーなどと思って読んできた。

(第二幕)
いいですか、アーニャさん、あなたのおじいさん、ひいおじいさん、代々の御先祖は皆、生きた人間を所有してきた農奴主でした。園の桜の実の一つ一つ、葉の一枚一枚、幹の一本一本から、人間の目があなたを見てはいませんか、声が聞こえはしませんか?

ここには脚注があり、小野氏によると知る限りすべての既訳では桜の木の一つ一つから、葉の・・・幹の・・・と訳されている。(下線部)(原語で)ヴィシュニャは桜の木ではなく実、すなわちサクランボのこと、だそうである。続く解説。幕の時は七月、サクランボは二つずつ並んで濃い赤色に熟し、樹上から睨む目のイメージにふさわしく・・・(略)

アーニャに説教?するトロフィーモフのセリフは、この脚注を読むと一気に不気味な時間的・空間的な深まりを帯びる。時折このようなゾッとするような雰囲気があったかと思うと臆面もなく軽薄でペダンチックな言い回しでアーニャに吹き込む、やはりこれは優れて魅力的なコメディーなのだと小野訳を読みながら改めて感じた。


    12:36 | Trackback : 0 | Comment : 4 | Top

石垣空港の送迎デッキから

今日は私に遅れてカミサンが那覇から戻ってくるので空港まで迎えにいった。到着予定時刻より早く着いたのでまたブラブラ送迎デッキに出てみたら、あら、エアードルフィンじゃん!
ADCとおばさん

空港関係者らしい格好のオバサンが飛行機に向かって歩いてく。おお、このお方が操縦するんか!掃除しに行くみたいな軽装でスゴくねぇ?
と冗談はともかく昨年末に琉球エアーコミューターが石垣-波照間便を廃止した後を受けてエアードルフィン社の9人乗りアイランドシャトル便が週4回の運航をはじめた。エアードルフィン社は沖縄本島にある小型機の航空会社で、本島周辺離島に同様のシャトル便や貨物便、チャーター便を運航している。

そうこうするうちにカミさんの乗ったJTA機、恒例の猛烈逆噴射とともにご到着。JTAとADCの束の間の遭遇。ご参考までに地平線(?)JTA機の進行方向先に建物は八重山支庁、その右の三角形っぽい白い建物がホテル全日空リゾート石垣島(実はすでに全日空は手放しているので間もなく別の名で呼ばれるハズ)である。
ADCとJTA遭遇

送迎デッキの前には離陸間もなくのANA那覇行きが搭乗時間。けっこう携帯で写真撮る人多いんですね。
ANA機に搭乗中

ANA機がいるもんだからカミさんをのせたJTAは遠くに停止し、バスでのお出迎えになった。バスから降りてきたところにお~いと手を振ってもまるっきり気付かない!横で出迎えしてた女子中学生軍団にカワイソ~無視されてやんのみたいに笑われたじゃないか!
下を向いてたらわからん


さて、この後家に帰って既に試合の始まっていたセンバツ決勝をTVで堪能した。

沖縄尚学優勝おめでとう!
    19:51 | Trackback : 0 | Comment : 8 | Top

雑記帳 - Vol de nuit -

私用で那覇に行って、今日の午後便で石垣に戻る予定であったが午後は甲子園ベスト4をかけて沖縄尚学の試合だ!というわけで親戚の家でテレビ観戦、結局最終便で戻ってきた。最終便に乗ることはなぜかほとんどなく、今日はしかも出発遅延、空港内搭乗口近辺のスターバックスやお土産屋の店員が早く片付けたい雰囲気で妙にソワソワしている様子がなんだか新鮮で面白い。最終便でも春休みのせいか満席で本土からの家族連れとおぼしき人々も多い。

今朝は早かったせいで離陸直後から私は熟睡してしまい、まもなく着陸のため高度を下げるとのアナウンスで目覚めた。ふと小さな窓をのぞくと白保のあたりか、集落の明かりが見える。空から見ると本当につつましいほどの小さな集落に見える。また集落からややはずれた農耕地にも明かりは点在し、それらはポツンと離れた民家か、牛舎の明かりか、農作業管理小屋の明かりか、などと考えているうちに石垣市街地の、それなりに大きな光の塊が見えてきた。それにしても離陸後に一瞬見えた那覇の街明かりの大都会っぷりに比べたらずいぶんささやかなものに見える。

サン・テグジュペリが「人間の土地」であったか「夜間飛行」であったか、夜間の郵便飛行中に上空から時折見える地上の明かりについての一節が思い出され、久しぶりの夜間フライト(たった1時間ですが、しかもほとんど寝てたが)もたまにはいいもんだね~などと思いながら帰った。件の本を家に帰って探してみたがどちらの本も実家の倉庫行きになっているのか見つからない。なんでまたサン・テグジュペリを思い出したのか、と考えたら2か月くらい前でしたか、彼の乗った飛行機を撃墜したというドイツ人パイロットの証言がニュースになっていましたが、そういえばあの時も同じようにさっきの一節を思い出して本探したんだよな・・・

    23:55 | Trackback : 0 | Comment : 2 | Top
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Author:ひろオジィ

石垣島のひろオジィ 
オジィと称しているがおじいさんではなくおじさん。

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