FC2ブログ

Atelier de オジィ

ひろオジィの作業小屋雑記帖 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --:-- | Top

モノレールに乗って

今年のNAHAマラソンはカミさんも出たので、用心(?)のため石垣戻りのフライトは最終の1便前、午後6時頃の便を予約した。結局カミさんは那覇の親戚宅にもう1泊したのでひとり真っ暗な石垣島に戻った。

以前(5年以上前)は自分だけエントリーするのが殆どで、前日の午後には石垣を出て走った後は即座に那覇空港に向かう、ということが多かった。午後3時から4時ころの便で帰れば(以前の空港だったから)一旦自宅に戻りまだ明るいうちにハウスの様子を見に行くこともできた。

当時は4時間以内で走っていたから、午後1時には奥武山グラウンドにゴールしており、着替えて最寄りの壺川からゆいレール(沖縄都市モノレール)に乗るのはまだ2時過ぎか。すると那覇空港へ向かうモノレールの車窓から道路いっぱいに大群というか大河のようになって間近のゴールへ流れこんでいくようなランナーたちを見下ろす格好になる。それはモノレールが奥武山を過ぎてほんの数秒のことだが、そのたびにとても不思議な感覚にとらえられる。

自分は少し前までそこを同じように走っていたはずだが、今はただ空港に行って飛行機に乗るのだ。「あと少しだランナー頑張れ」という気持ちもないし、自分はすでにそこにいないという感覚。このときだけ、自分の「時間」と他人の(ヒトでなくても周囲のいろいろな物事)「時間」はまるっきり別のものだと感じる。

マラソンを人生に喩える言い回しはよく聴かれるところではあるが、僕はこのときの感覚にだけその意味を理解する(ような気がする)。さっきまで必死に走ってきたマラソンとは既に別のところで、別の旅に出かけている自分、きっとひとは死んだらこんなふうにこの世から旅立つんだろう、と。死後の旅の暗喩(?)にゆいレールを引き合いに出して申し訳ないが、この感じは僕にはゆいレールでの一瞬、このときだけなのだ、これまでのところ。
    17:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://papayaisg.blog23.fc2.com/tb.php/757-202f221e
プロフィール

ひろオジィ

Author:ひろオジィ

石垣島のひろオジィ 
オジィと称しているがおじいさんではなくおじさん。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。